パニック障害で見落とされがちな本当の原因
どうやら軽躁に入ったようですので久しぶりに更新をしたいと思います。
私は長い間ずっと「パニック障害」のみという診断を受けていました。
主治医いわく、情緒不安定なのもパニック障害や不安障害から来ていると。
特に気にもとめていなかったけれど、よく考えてみればパニック障害で小学校4年生から苦しむなんておかしな話なんですよね。
そして首吊りでの自殺を図ったことから双極性障害が発覚しました。
長らくパニック障害に苦しんでいる方は背景に違う病気が隠れている場合が多いようです。
いま考えればおかしな話なのですが、私は躁うつ病だということに気が付かずに生きてきました。
1年サイクルぐらいで体調を崩していてそのたびに職場を辞めて、良くなったら新しい職場で働き、昨日までは大丈夫だったのに突然起き上がれなくなり。
「あぁ、また無理しすぎた」と軽く捉えていたのが原因でここまでこじらせてしまったのでこの記事にたどり着いた方は早めの対処を…。
色々な精神疾患と併発しやすいようですので、おかしいなと思ったらすぐにお医者さんに相談を。
→ GB💛SENA
薬剤過敏なsenaのお薬飲んでみたエビリファイ編。
医者も頭を抱えるほど、副作用が出やすい薬剤過敏なsenaです。
今回の「お薬飲んでみた」は双極性障害に必ずと言ってよいほど、1度は処方されるであろうエビリファイ編でお送りしたいと思います。
エビリファイ3mgです。こちらは不穏時の頓服として処方されたものです。
私は調子が悪いときに飲むと更に調子が悪くなる可能性があるので、元気なときに1度飲んでみるという習慣があります。
さあ、飲んでみよう!と今回も勇気を振り絞りごっくん。
眠くなってきたころにアカシジア(足のむずむず感)
こちらはいつもの事なので軽いものならあまり気になりません。
その後「吐き気vs眠気」の闘いが始まりました。気持ち悪い!でも眠いから寝る!を約1日半繰り返し、その後吐き気は消えて合計2日半ほど眠りこけました。
後々調べてみるとエビリファイの半減期は61時間程だそうで、ちょうど同じくらいの時間ですね。
※半減期とは服薬した薬の血中濃度が半分になるまでの時間です。
尚、お薬の作用や副作用にはかなりの個人差がありますので参考程度に読んでいただければ幸いです。
→GB💛SENA
【パニック障害をカミングアウト】歯医者編
親知らずが痛くてリンパまで腫れてきてしまったのでやむを得ず歯医者に予約。
「パニック障害なんですけど、対応してますか?」 「治療を中断したり、1度の治療時間を短くすることもできます。」
治療を中断出来るという言葉に安心して、勇気を振り絞って行ってきました。
これで何とかなりました。眠たくて仕方なかったですが..。眠いと発作が出にくくなる気がします。
レントゲンは違うところに行った時は苦しかった記憶があるのに、前歯にスポンジの様なものを咥えるだけでした。
結果親知らずの歯茎が炎症を起こして腫れているだけということで歯石を取ってもらい、抗生物質を貰って帰ってきました。
いずれ抜歯しないと行けないですが、今はまだPDの治療に専念します。
精神科の短い診察時間にメモを使って正確に症状を伝えよう。
- 前に比べ良くなっている
- 予期不安がまだ消えない
- 発作の頻度
- 朝は動ける
- 血糖値が低かった
精神疾患の人に朝起きて夜寝なさいは無意味。
パニック障害の辛さをわかってください。2枚の写真で伝わるものがありますように。
パニック発作の辛さというのは、想像を絶するものです。
動悸がして、息は苦しくなり、手はしびれ、
めまいがして気が遠くなり、強烈な吐き気に襲われる。
自分が自分でなくなってしまったかのような感覚。
以下の写真は向かって左側が私の元気な姿
右側がパニック発作に襲われた直後の姿です。
パニック障害は知名度こそ増してきたものの、まだまだ理解不足な部分が沢山ある。
私がまず訴えたいのはパニック障害の人への国の補償についてです。これだけ生活に支障をきたす症状であるにも関わらず精神障害者福祉手帳をもらえないこと。
神経疾患の部類に入る為に精神疾患よりも軽いと自動的に判断されてしまうようです。症状に個人差はあるとはいえ、程度によっては外出もままならない。
そして再発する確率が高く、遺伝子要因が一部関係していると言われています。
発作の誘発しやすい物質要因も多い。
二酸化炭素やカフェインやアルコール、そして乳酸。
これらのことを踏まえ、なぜ国の支援が得られないのか不思議でなりません。
こういった制度が改善されていくことを願っていますし、私も具体的にどうしていけば改善されるのか考えて行きます。
拡散お願いします。
パニック障害を美容師にカミングアウトした話
最近やっと症状が少しずつですが、落ち着いてきたので美容院に行ってきました。
3度ほど行ったことのある割と近場のお洒落な美容室です。
途中で発作に襲われて断念したときのことを考え、空き状態だけ確認して飛び込みで行きシャワーとカットをお願いする。
幸い空きがあり待たずにカットしてもらうことが出来ました。
担当してくれたのはミルクティーブラウンの20代後半の明るい女性。
一通りこんな感じにしてほしいとお願いした後に、「パニック障害なのでとりあえず喋っててもらえると助かります。具合が悪くなったらいうので!」と一言。
「わかりました~!」とだけ返事をしてくださってドライヤー中も明るく話しかけてくれたので発作のことも忘れるくらいでした。
変に「大丈夫ですか?」などと確認されなかったのも嬉しかった。
同じ人なら抵抗なくカラーも出来るかもしれないと名刺をもらって帰ってきました。
言ってしまえば気が楽になるので、パニック障害で美容院に抵抗がある人はぜひカミングアウトしてみてはどうでしょうか?