自傷の種類や心理を客観的に記事にしてみた。
※ 自傷行為とは自分の身体を傷つける行為のことをいいます
自傷の種類
また同じように違う部位、腕や足などを傷つけることも。
- 爪をむしる、噛む
- 抜毛(髪の毛を抜く)
- OD(薬の過剰摂取)
- 肌を引っかく
- 壁に頭を打ち付ける
- 身体を殴る、叩く
数えきれないほど様々な種類があります。
中にはファッションではなく自傷を目的としてタトゥーを入れたり、ピアスを開ける人も。
なぜしてしまうのか
▽ 感情の調節
自分を傷つけることで、一時的に混乱した感情を落ち着かせる。憂鬱感、無気力感を改善するため。
▽ 他人へのSOS
「苦しみや悲しみにこれ以上耐えることが出来ない」「助けてほしい」と周りへの訴えとしての自傷。
▽ 理想と現実の違いから
理想と現実の違いに耐えられずに「こんな意味の無い自分なんて消してしまいたい」という気持ち。
▽ 精神的な弱さの否定
身体的な苦痛に耐えることで、この痛みに耐えられる自分は強いのだと自己暗示を掛ける事が目的。
▽ 現実感を取り戻す
離人感や解離症状が出た場合、現実感を喪失してしまいます。痛みによって自分の存在を確認し、リアリティを取り戻すため。
自傷を伴う精神疾患
早めの治療が必要
身体的な病気と同じく精神的なものも早めに治療するに越したことはありません。
いずれにせよ、精神科や心療内科への受診が必要です。既に通っている人は信頼出来る主治医に症状をしっかり話してください。
将来的に傷跡で苦労する可能性があるので、余裕が出てきたら代替行為などをうまく使って徐々に頻度を減らしていきましょう。